校長先生がとても素敵な方で今の社会にアジャストした子を育成しようとしてくださっているなぁという印象を感じました。学校全体で取捨選択し、新しいことを比較的抵抗なく取り入れている印象で素敵な小学校でした。
校長先生のお話で高度成長期と対極で今の時代をVUCA時代と定義。
VUCAとは、Volatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguityの頭文字を取った造語で、社会やビジネスにとって、未来の予測が難しくなる状況のことを意味します。
VUCAというと聞き慣れない言葉ですが「予測困難な不確実」ということのようです。
高度成長期は大企業が定年まで雇用してくれて上司の指示に従って生きていけばよかったけど、VUCA時代は一般職も無くなるし、いろいろな行き方があるから詰め込みで勉強だけすればいいわけでもない。
大学入試のアプローチで考えても国立大も総合選抜型というAOみたいな入試方法が増えていて求められている力も違うみたいな話がありました。
校長先生は一律にこういった型にはまった子が欲しいわけではない。
・落ち着きがないけど好奇心旺盛でチャレンジ出来る子←うちのこと?
いろんなタイプの方がウェルカムです。どんなタイプの子もお預かりして6年でしっかり伸ばします。
とおっしゃっていました!!
多動児の発達グレーの親からすると涙が出るほどありがたい。
実際は入試で選抜せざるを得ないけどそのためにアドベンチャー入試があるようです。(ひたすらいっぱい遊ばせて遊んでる様子だけを見る入試。ペーパー等を一才問わない。)
校長先生・高学年・低学年の先生がお話してくださいましたが、まさに今時の非認知能力を育成していこう!自己肯定感をあげようという姿勢。
素敵だなと思ったのは、「できて当たり前の中に、実は子供の頑張りがある」先生方が繰り返して小さな身体でおうちから学校まで来るだけでも大変。学校に来てくれるだけでありがたいんです」私たちは当たり前とは思ってませんとおっしゃっていました。
また学校が心が安心できる空間にしたいともおっしゃってました。
この辺りの話はボーグ重子さんの本やモンテ本を読んでいても今のスタンダード。
自己肯定感や非認知能力の育成を大事にしています。というメッセージを強く感じました。
大人の価値観であれやれこれやれではなくしっかり子供目線で運営されてるなぁと思いました。
学習もしっかりと単元ごとのシラバスをつくり保護者にも公開されているようです。
狭い学校という空間で世の中のことを知らない教員の方もお見受けしますが校長先生が前職大学の先生のようでコネクションもあり「出る杭プログラム」という子供たちと社会や専門的な学問をつなげることもされていて、JAXAの人に話を聞いたりワクチンの専門家の話が聞けたり。
校長先生がかなり視野が広い方で、あまり詰め込んだりしてもいい大学入ったとしても、大学以降躓きます。とおっしゃっていて子供たちの先を見据えてくださってるなと安心感もありました。
こちらの学校。厳しいイメージで全くいいイメージがなく失礼ながらそちらも含め校長先生に質問させていただきましたが、「4年前から私たちも反省して反対の方向に舵取りし新しく改革してるところです」とのことでした。
校長先生が素晴らしくて小学校ならば子をお預けしたい衝動に駆られますが、桐蔭学園は中学校・高等学校はあの設備を維持するのにかなりのコストが必要ですしそのために生徒をたくさん取るとレベルはやはり下がってしまうし、きめ細かく見ることは規模感から難しいのかな?と思います。
またバス便で不便なのでその辺の覚悟は必要かと思います。
中高に対しては懐疑的ですが、小学校は小学校。中高はまた別で考えるのはいいかもしれません。
いい意味でイメージが変わりました。
【天現寺のおススメ】
↑淡路島ゴジラの新しい施設もあるし行きたい。
夏は映えるしいいよね!
↑グランピングしたい!
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